骨粗鬆症

骨がもろくなると骨折して寝たきりになることも。早めの検査を!

骨がもろくなると骨折して寝たきりになることも。早めの検査を!

骨の強度が低下して、骨がもろくなり折れやすくなる状態を骨粗鬆症といいます。骨がもろくなると、咳をしたりつまずいたりするだけで骨折してしまうこともあります。
骨折から寝たきりになってしまい、介護が必要になる人が多いのも現状です。骨粗鬆症は症状がないことが多いため、定期的に骨密度検査を受けるなど気にかける必要があります。

当院では、以前は簡易な検査機器を使用していましたが、現在は全身用X線骨密度測定装置を導入しています。
通常は大規模病院レベルで使うものですが、約3~5分以内で検査でき、骨折しやすい部位をより正確に測定できます。
骨粗しょう症は自覚症状を感じにくく、重症の骨折で初めて診断されることも多いため、早期に検査を受けることが大切です。女性ホルモンが減少してくる50歳以上の女性、男性でしたら60歳以上の方は検査をおすすめします。

骨折しやすい部位

骨折しやすい部位

骨粗鬆症により骨折しやすい部位は、背骨・脚の付け根・手首・腕の付け根です。背骨が体の重みで押し潰されてしまうことを圧迫骨折といい、背中や腰が曲がるなどの原因となります。
圧迫骨折を引き起こしても、単なる腰痛として見過ごされてしまったり、あるいは痛みを感じなかったりしている場合もあります。
1ヵ所を骨折すると、周囲の骨にも負担がかかってきます。その後も連鎖的に骨折を引き起こす危険もあるため、早期発見・早期治療が何より大切です。足の付け根の大腿骨近位部は、骨折すると歩行が困難になり、要介護となる危険性が高くなります。大腿骨近位部骨折の大部分は転倒が直接の原因ですので、骨粗鬆症治療とともに転倒予防が非常に重要になってきます。

骨粗鬆症になりやすい年齢

骨粗鬆症になりやすい年齢

日本では一般的に40歳以上で発症し、1年間で約100万人が新たに発症していると推定されます。
女性と男性の比率は4:1と女性に多い病気です。特に女性は50歳以上で骨粗鬆症になる人が多くなります。女性は閉経による女性ホルモン分泌の低下に伴って、骨の量が急激に減るからです。
また加齢に伴って増えるため、高齢化が進む日本では、骨折で要介護となる人の増加が社会的な問題となっています。
骨折・転倒は、要介護の大きな原因のひとつです。特に太もものつけ根を骨折すると歩行困難になり、ほかの病気を悪化させたり、そのまま寝たきりになることもあるので注意が必要です。

骨粗鬆症になりやすい方

骨を丈夫にする食事や運動に気を付けるとともに、定期的な骨密度測定をおすすめします。骨折してしまう前に発見し、治療を始めることが大事です。

骨粗鬆症チェック

  • 50歳以上
  • 閉経後
  • 運動をあまりしない、家に引きこもりがちである
  • 喫煙している
  • よくお酒を飲む
  • 体重がすごく軽い
  • 骨粗鬆症の家族がいる
  • 太もものつけ根を骨折したことがある
  • ステロイド薬内服中
  • 関節リウマチ、副甲状腺機能亢進症を診断されたことがある
  • 糖尿病と診断された
  • 慢性腎臓病と診断された

骨粗鬆症の検査

骨粗鬆症の検査

検査としては、「骨密度検査」で骨の強さを見ます。
妊娠中の方も「かかと」や「すねの骨」に超音波をあてますので、検査測定が可能です。検査は5分程度で終わり、当日に結果が出るためお待たせいたしません。

また高齢化社会に伴い、骨粗鬆症の患者様が増加の一途をたどっていることを受け、骨粗鬆症を精密検査する機械「全身用X線骨密度測定装置」を導入しています。この装置は大型で町医者さんの規模ではなかなか置きにくく、大病院レベルで導入されるようなものですが、大病院で診察を受け、検査予約をし、結果を聞くとなるとかなりのお時間がかかります。そこで患者様の要望を多く受け、思い切って導入いたしました。

装置は骨粗鬆症の精密検査ができるのみならず、骨粗鬆症の治療経過に一番推奨されている機械です。当院では予約なしで、当日検査から結果説明まで行います。検査時間は約10分です。

骨粗鬆症と診断された方は当日から治療が開始可能です。なかなか症状が出ず、重症骨折で初めて診断されることも多い骨粗鬆症ですが、50歳以上の女性はもちろん60歳以上の男性も注意が必要ですので、一度検査を検討されることをおすすめします。

骨粗鬆症の検査

検査としては、「骨密度検査」で骨の強さを見ます。
また高齢化社会に伴い、骨粗鬆症の患者様が増加の一途をたどっていることを受け、骨粗鬆症を精密検査する機械「全身用X線骨密度測定装置」を導入しています。この装置は大型で町医者さんの規模ではなかなか置きにくく、大病院レベルで導入されるようなものですが、大病院で診察を受け、検査予約をし、結果を聞くとなるとかなりのお時間がかかります。そこで患者様の要望を多く受け、思い切って導入いたしました。

装置は骨粗鬆症の精密検査ができるのみならず、骨粗鬆症の治療経過に一番推奨されている機械です。当院では予約なしで、当日検査から結果説明まで行います。検査時間は約10分です。

骨粗鬆症と診断された方は当日から治療が開始可能です。なかなか症状が出ず、重症骨折で初めて診断されることも多い骨粗鬆症ですが、50歳以上の女性はもちろん60歳以上の男性も注意が必要ですので、一度検査を検討されることをおすすめします。

よくある質問

Q 骨粗鬆症が心配で検査を受けたいのですが、検査は予約しないといけないでしょうか?
A
当院では2017年10月より、骨粗鬆症の診断および治療経過を見るのに一番望ましいとされる腰椎と大腿骨近位部を計測できる装置を導入しました。
この装置は設備が大きく、通常は大病院しか置いていませんが、当院では骨粗鬆症患者様が多いため導入しました。
大病院では診察の後で予約検査になることが多く、時間や日数がかかることが考えられますが、当院では来院された日に検査ができ、すぐに結果をご説明できます。診療時間内であれば予約なしでも検査できますので、お気軽にご相談ください。

ご予約はこちらから
お気軽にご相談ください

                               

内科/小児科/胃カメラ検査/漢方薬での治療/ピロリ菌検査/生活習慣病/骨粗鬆症/睡眠時無呼吸症候群など
受付時間9:00~12:00 17:00~19:00
※オンライン診療については、外来診療もしていますので、予約した診療時間後5分しても連絡がない場合はお電話下さい。